公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

トウガラシ

(ナス科)

 

撮影日 2021-10-03 見頃!

植物のある場所 製薬原料植物区

料理の香辛料としておなじみのトウガラシも、薬用植物です。
薬用部分は同じく果実で、乾燥した果実を粉末にした「トウガラシ末」、エタノールで抽出した「トウガラシチンキ」等が日本薬局方に収載されています。
辛味性健胃薬として用いるほか、皮膚刺激薬として神経痛、筋肉痛、腰痛その他の痛みに外用され、ポカポカと温かく感じるタイプの貼り薬などに配合されています。
なお、トウガラシの中には辛味のない系統(甘味系)もあり、ピーマン、パプリカやシシトウなどが該当します。これらも種(しゅ)としてはトウガラシと同じ Capsicum annuum に属し、葉や花の様子は極めてよく似ています。
【生薬名】トウガラシ、バンショウ(蕃椒)
【薬用部分】果実
【用途】辛味性健胃薬、皮膚刺激薬(筋肉痛などの緩和)、育毛・養毛剤原料
【成分】辛味成分(カプサイシン、ジヒドロカプサイシン)、カロテノイド色素 (カプサンチン)
【原産地】熱帯アメリカ

新常用和漢薬集「トウガラシ」

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