公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ナタマメ

(マメ科)

 

撮影日 2021-07-27

植物のある場所 民間薬原料植物区

成長旺盛なつる性の一年草で、大柄な三出複葉が特徴的です。もう数週間すると、長さ30-40cmを超えるような幅広で大きな莢がぶら下がります。
熟した豆、すなわち種子を薬用とするほか、未熟果は食用とされます。福神漬に入っている特徴的な形のスライスは、ナタマメの若い莢を薄切りにしたものです。
【生薬名】ナタマメ、トウズ(刀豆)
【薬用部分】種子
【用途】民間薬として痔疾薬、下剤、喉の痛み止めなどに使用
【成分】アミノ酸(カナバニン)、テルペノイドなど
【原産地】熱帯アジア

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