季節の花(東京都薬用植物園)
ギョリュウ
(ギョリュウ科)
撮影日 2025-05-03
植物のある場所 有用樹木区
葉は小さな鱗片状で、一見ヒノキ科などの針葉樹のような姿をしており、乾燥地域への適応と考えられます。
原産地では塩性湿地などに生育しているため耐塩性が強く、沿岸部や潮風の強い地域でも強健に育ちます。
ピンクの細かな花を下垂する円錐花序状につけます。開花期は5月頃と8-9月頃の年2回あります。
なお、名前が似ているギョリュウバイは、オーストラリア原産のフトモモ科の低木です。葉が本種に似て、花がウメに似ることによる命名であり、系統的な類縁関係はありません。
【原産地】中央アジアから中国大陸