公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

イブキジャコウソウ

(シソ科)

 

撮影日 2023-05-24

植物のある場所 染料香料植物区ほか

高さ10-20cmほどの草本状の匍匐性小低木で、茎・葉には芳香があります。
「イブキ」は、滋賀県・岐阜県にまたがる伊吹山に由来しますが、他の山の岩がちな場所にも広く分布し、ときには海岸の岩場にも生育します。
ハーブとして有名な「タイム」(タチジャコウソウ)と同属の植物で、日本に自生する唯一のタイムの仲間です。
【ご注意】イブキジャコウソウの植栽区画付近に地中営巣性のハチの巣があるため、片側の通路を通行止にしております。観察の際は通行可能な側から観察いただき、ハチ(クロアナバチ)を見かけても刺激しないようお願い致します。
【別名】ヒャクリコウ(百里香)
【利用部分】茎・葉
【用途】入浴剤など
【成分】精油(チモール等)
【分布】日本(北海道、本州、九州)、朝鮮半島、中国北部

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