公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

モチツツジ

(ツツジ科)

 

撮影日 2023-04-22

植物のある場所 有用樹木区(池の付近)

本州中西部と四国の、山地のアカマツ林などに分布する、半落葉低木です。
花は明るい紅紫色、雄しべは通常5本、しばしば6-10本とされます(画像の花では6-7本の雄しべが見えています)
葉や萼片など、各部に腺毛(分泌物を出す毛)があって、その分泌物がベタベタと粘ることから、モチツツジ(黐躑躅)の和名があります。
モチツツジ自体にいくつかの園芸品種が見出されているほか、他種との交雑・交配によって、ヒラドツツジ系の園芸種成立にも寄与したツツジです。
【分布】本州(山梨県・福井県から岡山県にかけて)、四国

 モチツツジ 一覧  ツツジ科 一覧 

和名検索        

▲このページの最上部へ