公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

アマナ

(ユリ科)

 

撮影日 2026-03-17 見頃!

植物のある場所 林地

紐状体を伸ばした鱗茎(左側)

日当たりと水分のある草地などに生育する多年草で、地下に直剣1cmほどの茶色い鱗茎(いわゆる球根)をもつ、早春植物のひとつです。
同属のヒロハノアマナよりも若干開花期が遅く(ヒロハノアマナの見頃は終盤)、葉は全体に緑白色で幅が1cm未満と狭く、ヒロハノアマナの葉にみられる淡色のセンターラインがありません。
また、花の下部の苞葉が通常2枚(ヒロハノアマナは通常3枚)であること、白い花被片外側の紫褐色の線が濃いことも、見分けのポイントになります。
川の土手の草地などでは大きな群落となり、3-4月には一面にアマナの葉が展開していることもしばしばですが、花を咲かせる個体はごく一部で、ほとんどが葉だけ、という場合が多くみられます。
アマナは、鱗茎の下部から特殊な地下茎(紐状体、あるいはドロッパーと呼ばれる)を伸ばし、その先端に新たな鱗茎を形成して殖える能力があり、開花して種子をつくらなくても、クローン繁殖で群落を形成することができます。
【分布】本州宮城県以南・四国・九州、朝鮮半島南部、中国大陸東部

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