公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

フユザンショウ

(ミカン科)

 

撮影日 2025-11-26 見頃!

植物のある場所 林地、染料香料植物区

トゲにご注意!

比較的温暖な山地の林内に生育する、半落葉ないし常緑の低木〜小高木です。落葉樹が大部分のサンショウ属にあって、冬でも葉があるため冬山椒の名がついたと思わます。
葉は光沢があり、小葉数3-7枚程度(若木では5-9枚程度)の奇数羽状複葉で、葉軸に「翼」(よく)があります。
雌雄異株とされますが、日本に生育するものはすべて雌株とみられ、いずれの個体も果実をつけるとみられます。
(今年、染料香料植物区の個体は剪定の影響で結実しておらず、林地のものが結実しています。)
果実の熟期はサンショウよりも遅く、表面にイボ状の小突起が目立つ点もサンショウと異なる特徴です。果実の香気はサンショウよりも劣る等々言われますが、同様に香辛料として使うこともできます。
日本薬局方外生薬規格(局外生規)収載の「ショクショウ」の基原植物に規定されています。
各節にふつう2本ずつの対生するトゲをもちますので、近づいて観察される際はご注意ください。
【生薬名】ショクショウ(蜀椒)
【薬用部分】成熟した果皮
【用途】健胃・止痛
【成分】辛味成分(サンショオールなど)
【分布】本州宮城県以南・四国・九州・沖縄、台湾、朝鮮半島南部ほか

 フユザンショウ 一覧  ミカン科 一覧 

和名検索        

▲このページの最上部へ