公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

イイギリ

(イイギリ科 新体系ではヤナギ科)

 

撮影日 2025-12-12

植物のある場所 有用樹木区

10月、熟す途中のイイギリの橙色の果実をご紹介しましたが、いよいよ葉もすっかり落ち、深紅に完熟した果実が目立ってまいりましたので、再掲いたします。
山地に分布する雌雄異株の落葉高木で、高さ10mから15mに達する大きな樹です。
葉は互生し、ハート型で大きく、飯を盛る皿として用いられたことから、「飯桐」の和名があります。
果実を鑑賞する目的で、大きな庭園や公園に植えられることもあります。

イイギリ科は熱帯を中心に分布し、新エングラー体系において800種ほどを擁する科でした。その中のイイギリ属は、本種1種のみが属する単形属です。本属は、サリチル酸の配糖体であるサリシンを生成することから、ヤナギ科との類縁性が以前より指摘されており、DNAの分子解析の結果もこれを裏付けるものとして、APG分類体系では、イイギリ科の大部分がヤナギ科に統合されました。
【分布】本州・四国・九州・沖縄。日本国外では朝鮮半島、台湾、中国大陸

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