公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

オジギソウ

(マメ科)

 

撮影日 2025-12-16 見頃!

植物のある場所 温室

葉に触れたときの独特の動きで、子供たちにも人気の植物です。熱帯アメリカの原産で、日本へは天保年間(1840年頃)に観賞用として持ち込まれたとされています。
和名はお辞儀「草」ですが、原産地では常緑小低木です。しかし耐寒性がなく、日本国内では暖地を除き戸外での越冬が難しいため、夏の草花(春まき一年草)として扱われています。
2回偶数羽状の細かな複葉や、雄しべが目立つ「くす玉」状の花序などは、ネムノキやフサアカシア(一般にミモザと呼ばれるもの)などと共通であり、マメ科の中でもこれらをネムノキ亜科(オジギソウ亜科)にまとめています。
温室で栽培すると本来の性質を示し、一年中成長・開花します。枝の基部は木化し太くなります。なお、枝にはトゲがありますので、観察の際はご注意ください。

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