公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ゴンズイ

(ミツバウツギ科)

 

撮影日 2025-10-07 見頃!

植物のある場所 林地

関東以西の比較的温暖な林に生育する、落葉小高木です。葉は羽状複葉で対生します。
赤く熟した果実が裂開し、黒色の種子が現れて、林の中で存在感を示しています。
漢字では「権萃」などと表記し、和名の由来は魚のゴンズイのように役に立たないから、あるいは熊野権現の守り札をつけるゴンズイ製の牛王杖(ごおうづえ)の転訛である等、いくつかの説があります。
ミツバウツギ科は、いずれも木本性の3属30種から構成される小さな科で、日本にはそのうち3種が自生します。
落葉性のミツバウツギとゴンズイは当園では林地に、常緑性のショウベンノキが温室にあります。
【分布】本州関東以西から九州・沖縄

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