英名のキャラウェイの名で知られる香草で、西洋のハーブの代表的なものです。古代ローマ時代より利用され、日本には明治初期に渡来しました。
和名ではヒメウイキョウといいますが、ウイキョウ（フェンネル）とは同じセリ科ながら属が異なります。黄色い花をつけるウイキョウに対して、本種の花は白色です。
果実をキャラウェイシードと称し、菓子・料理の香味付けに利用します。ドイツのザワークラウトのスパイスとしても知られます。
【成分】苦味質、精油（l-カルボン、d-リモネンなど）
【原産地】地中海沿岸