公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ヤマブキソウ

(ケシ科)

有毒植物

 

撮影日 2024-04-13

植物のある場所 ロックガーデン

丘陵や低山の落葉樹林の沢近くなど、湿潤で落ち葉の溜まるような半日陰地を好む多年草です。
和名は低木のヤマブキに花が似ていることにより、同じような濃い黄色で、花弁は4枚です(ヤマブキの花弁は5枚)。
自生地の都市開発や、花が美しいことから盗掘に遭うなどして、近郊を中心に個体数が減りつつあります。
環境省のレッドリストには載っていませんが、都道府県単位では絶滅危惧種に指定している地域も少なくなく、たとえば東京都北多摩ではCR(絶滅危惧IA類相当)、西多摩・南多摩ではVU(同II類相当)にランクされています。
【分布】日本(本州から九州)、朝鮮半島、シベリア東部など

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