公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

トキワマンサク

(マンサク科)

絶滅危惧IB類(EN)

 

撮影日 2024-04-16

植物のある場所 有用樹木区4A

暖地の林にみられる、和名のとおり常緑の小高木で、高さ5-6mまで達することもあります。
花は4弁、花弁は細長く、やや黄色みを帯びた白色です。
東/東南アジアに広く分布する樹種ではあるものの、日本列島が分布域の東端にあたり、国内での自生地と個体数が限られることから、絶滅危惧植物にランクされています。
また、基本種は画像のとおり白い花ですが、ピンク色や紅紫色の花を咲かせる変種がベニバナトキワマンサクと呼ばれ、庭園・公園などに植栽されることがあります。
【分布】本州(静岡県・三重県)・九州(熊本県)にまれに生え、台湾から中国中南部、インド、ヒマラヤ東部にかけ分布。

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