公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ヒトリシズカ

(センリョウ科)

 

撮影日 2024-03-23

植物のある場所 林地・ロックガーデン

落葉樹林の下に多く、ときに草地などにもみられる多年草です。カタクリやニリンソウと同時期の林で開花し、早春植物(スプリング・エフェメラル)のような雰囲気ですが、葉が夏過ぎまで残って光合成をするので、早春植物には含まれません。
センリョウ科の花には花弁や萼片がありません。雄しべはセンリョウ属では1本、ヒトリシズカおよびフタリシズカを含むチャラン属では3本あり、花糸が白く目立っています。
同属のフタリシズカは1ヶ月あまり遅れて咲き始め、花糸が短く球状で、本種よりも地味にみえます。
【分布】北海道から九州

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