公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

カワミドリ

(シソ科)

 

撮影日 2022-07-23

植物のある場所 漢方薬原料植物区

山地の草地や林縁などに生育する多年草です。ウイキョウに似た甘みのある香りを全草に持ちます。
この属は20種類あまりがあり、ほとんどが北アメリカ大陸に分布しています。西洋のハーブとして知られ、カワミドリにもよく似ているアニスヒソップはその代表的なものです。
アジアには本種カワミドリ1種だけが分布しています。
【生薬名】ドカッコウ(土藿香)
【薬用部分】地上部
【用途】漢方処方用薬:清熱、解熱、芳香健胃作用があり、カッコウ(パチョリ)の代用とされる
【成分】精油(メチルチャビコール他)
【分布】北海道から九州、朝鮮半島、中国、シベリア東部

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