公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

セイヨウフウチョウソウ

(フウチョウソウ科)

 

撮影日 2022-07-18 見頃!

植物のある場所 栽培試験区(草星舎奥)

中南米メキシコからペルーにかけて自生する一年草です。古くから園芸的に利用され、属名からクレオメ(Cleome)の名で、夏の草花として親しまれています。漢字では「西洋風蝶草」と書かれ、花の様子を蝶の群れに喩えています。英語ではクモになぞらえてスパイダー・フラワーと呼ばれます。
花は総状花序につき、毎日夕方になると新しい花が開く性質があります。咲いて間もない花は色が濃いことも特徴です(白花品種を除く)。花弁は4枚、おしべは6本です。
フウチョウソウ科はアブラナ科に比較的近縁で、植物体にカラシ油配糖体を含むことなど、アブラナ科との成分的な共通点があります。アブラナ科を食べるモンシロチョウの幼虫が本種につくこともあります。
当園ではアサ(大麻草)の比較植物として植栽しています。花が咲けばアサとの違いも明確ですが、直立する茎や掌状複葉をもつことなど、若干姿が似ているためです。

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