公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ミソハギ

(ミソハギ科)

 

撮影日 2022-07-23

植物のある場所 民間薬原料植物区

日当たりのよい湿地に生育する多年草です。ただし栽培は普通の畑でもよく育ちます。ハギと名のつくものの、ハギの仲間(マメ科)ではなく、ミソハギ科に属します。
和名は溝萩(みぞはぎ)、または禊萩(みそぎはぎ)に由来するとの説があります。
開花期は7-9月、旧盆の時期に満開となり、仏壇やお墓などに供える花に用いられることから、盆花、精霊花という呼び名があります。
【別名】ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)
【生薬名】センクツサイ(千屈菜)
【薬用部分】全草
【用途】民間療法で急性腸炎、下痢止め等に煎じて服用する
【成分】トリテルペン、タンニンなど
【原産地】日本(本州から九州)、朝鮮半島

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