公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ムラサキオモト

(ツユクサ科)

 

撮影日 2026-01-06 見頃!

植物のある場所 温室

中米原産の常緑多年草です。和名は、葉裏が鮮やかな赤紫色であることから「ムラサキ」、幅広な剣状の葉形を、ユリ科(新分類ではキジカクシ科)のオモトになぞらえていますが、オモトとの類縁関係は遠い植物です。
江戸時代から明治初期に、沖縄地方や小笠原諸島にもたらされ、沖縄地方では、江戸時代後期には既に野生化していたとみられます。
耐寒性が無く、15°C以下での生育が困難なため、温室で栽培しています。
花は同形同大の3枚の内花被片をもち、ムラサキツユクサ属 Tradescantia に含める見解が近年は主流ですが、花序を覆う独特なボート形の苞葉に着目し、独立の Rhoeo という属を認める立場もあります。
本植物より得られる抽出液には腹痛・下痢止めや整腸作用があるとされ、OTC医薬品として流通もしています。
【成分】粘液質、色素(アントシアニン)
【原産地】メキシコ、グアテマラ

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