喫煙用のタバコはほぼ全て、本種の葉からつくられます。そもそもタバコの代表的な成分であるニコチンは、虫による食害からの防御物質であり、殺虫効果があることから、農業用殺虫剤(硫酸ニコチン)の原料としても使われてきました。ただし現在では、農薬登録失効して使用禁止となっています。 夏から秋にかけて、淡紅色のラッパ型の花を咲かせます。 【成分】アルカロイド(ニコチンなど) 【原産地】南アメリカ野生種の自然交雑由来とされる