公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

キキョウ

(キキョウ科)

絶滅危惧II類(VU)

 

撮影日 2023-07-01

植物のある場所 漢方薬原料植物区ほか

園芸用や切花などでも馴染み深い花です。園芸店でよく見るキキョウは、鉢植えに合うように矮性(わいせい:背が低い性質)に品種改良されたものが多くを占めますが、野生のキキョウは背が高く、1メートルないしそれ以上の高さに育ちます。薬用に用いるのは、このような背の高い野生型のものです。
野生個体は園芸目的の採取や、自生地である日当たりの良い草原の開発等により減少し、絶滅危惧植物に指定されています。
(園芸店ではおなじみの花であっても、野生個体群が消滅のリスクに瀕していれば、絶滅危惧植物に指定されます)
東京生薬協会では、薬用植物の国内栽培事業を進めており、キキョウは秋田県から大分県までの国内各所で、それぞれの自治体と連携して、収量の増大と各工程の省力化をめざして研究しています。
【生薬名】キキョウ(桔梗根)
【薬用部分】根
【用途】去痰、排膿(桔梗湯など)、せき・痰切りの生薬製剤など
【成分】サポニン(プラチコジンD)等
【原産地】日本、朝鮮半島、中国

新常用和漢薬集「キキョウ」

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