公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

チョウマメ

(マメ科)

 

撮影日 2022-10-04

植物のある場所 温室エントランス

つる性の多年草で、非耐寒性のため日本では一年草として栽培されます。
花はマメ科に特徴的な蝶形花です。ただし多くのマメ科植物とは逆向きに、旗弁(大きい花びら)を下にして開花するのが特徴的です。
英名のバタフライ・ピーの名でも知られます。花の青い色素は飲料(ハーブティー)や菓子などを青く着色する天然色素としても用いられ、乾燥した花が売られています。
品種として淡い青、白い花のものもありますが、色素を得る用途では、この濃い青の花が適します。
なお、花のあとに豆のさやができますが、この豆は食べることができません。種子および根には嘔吐・下痢を引き起こすアルカロイド系の有毒成分が含まれており、花以外の部位は食用には適しません。
【原産地】熱帯アジア

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