公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

カイトウメン

(アオイ科)

 

撮影日 2022-09-14

植物のある場所 ふれあいガーデン

アオイ科ワタ属の繊維は、形態学的には種皮細胞の一部が伸長・発達したもので、簡単に言えば、種子の表面に生えた長い「毛」ということになります。
ワタ属 Gossypium の複数種が繊維作物として栽培されるうち、カイトウメン G. barbadense は、古代に中南米へ伝播したワタから18世紀頃に生じたと推定される系統です。カイトウメンの「毛」は、ワタ属各種の中でもいっそう長く、かつ細く、丈夫で風合いのよい紡績製品が得られることから、海島綿(シーアイランドコットン)が高級な綿素材として知られるところとなっています。
綿製品である医療用のガーゼ、脱脂綿等が平成17年まで日本薬局方に収載されていました。現在では医療機器の扱いとなっていますが、そのような経緯により当園ではワタ属の複数種を栽培しています。

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