公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

アワコガネギク

(キク科)

 

撮影日 2020-11-30

植物のある場所 民間薬原料植物区

小輪の黄色いキク属という点でシマカンギクと似ていますが、アワコガネギクのほうが若干開花期が遅く、頭花がかたまって咲く傾向があります。
別名のキクタニギクは京都東山の菊渓(きくたに)に咲く菊の意味で、図鑑によってはこちらを標準和名とすることもあります。
法面工事の現場などで、吹付緑化の種子に混入していた外来系統のアワコガネギクが近年増加し、交雑により日本在来のアワコガネギクの遺伝子が失われることが懸念されます。
【利用部分】花・葉
【用途】入浴剤として利用。また花を漬けた食用油をヤケド、切り傷等に塗布。
【分布】東北地方南部~九州北部、朝鮮半島、中国東北部
【別名】キクタニギク、アブラギク

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