公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ムラサキシキブ

(クマツヅラ科 新体系ではシソ科)

 

撮影日 2020-11-16

植物のある場所 林地

平地、丘陵、低山地の林内、林縁に多い落葉低木で、2~5mほどの高さになります。雑木林で木漏れ日を受けて紫色に映える果実が、秋の深まりを知らせてくれます。
なお、ムラサキシキブ(紫式部)の名称で流通・販売されている、果実がたわわに実る株立状の灌木は、コムラサキという別種で、自然では湿地にまれにみられるものです。
ムラサキシキブ属は新しいAPG分類体系においてシソ科に含められています。
【分布】北海道南部~九州

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