公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

マツムシソウ

(マツムシソウ科 新体系ではスイカズラ科)

 

撮影日 2025-07-05 見頃!

植物のある場所 ロックガーデン

山地の草原に生育する二年草です。
キク科のような頭状花序をつけますが、雄しべの数や構造など各部に違いがあり、キク科とは類縁関係が薄く、長く使われてきた新エングラー体系では、マツムシソウ科に分類されます。
中部山岳地帯などでは今も多くみられますが、他の地域では山地草原の開発や植生遷移等で存続が脅かされています。また園芸目的の採取等も懸念され、東北から九州に至る半数以上の都府県で、絶滅危惧種(既に絶滅と考えられる場合も含む)に指定されているのが現状です。
なお、マツムシソウ科は、DNAに基づく新しい分類ではスイカズラ科へ統合されています。
【分布】日本各地

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