公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

メグスリノキ

(カエデ科 新体系ではムクロジ科)

 

撮影日 2022-12-02

植物のある場所 林地、ロックガーデン

長年にわたり美しい紅葉を楽しませてくれた、民間薬原料植物区のメグスリノキは、残念ながら枯れてしまい伐採となりましたが、林地奥の区画では若いメグスリノキが鮮やかな紅葉を見せています。
ミツデカエデと並ぶ複葉性のカエデで、大型の三出複葉を特徴とし、紅葉も美しい樹種です。若枝には毛が密生しています。樹皮や小枝などを煎じた液を民間療法で眼病に用いていました。また煎じてお茶として飲まれることもあります。
新しいAPG分類体系ではカエデ科がすべてムクロジ科に統合されています。
【利用部分】樹皮・小枝・葉
【用途】民間療法で、眼病(結膜炎など)に煎じて洗眼、冷湿布等で用いる
【成分】アルキルフェノール配糖体など
【分布】本州・四国・九州

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