公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

カタクリ

(ユリ科)

 

撮影日 2022-03-16

植物のある場所 林地、ロックガーデン

3月23日より開園再開

昨年よりも数日遅れて、林床のカタクリの開花が始まりました。春の短い時期だけ地上へ姿をあらわす、典型的な春植物(スプリング・エフェメラル)です。
地表から10~20cmほどの深さのところに、ラッキョウほどの大きさの鱗茎があります。1年のうち3ヶ月に満たない期間の光合成で、鱗茎へ少しずつデンプンを蓄えて翌年に備えるという生活史であり、成長はゆっくりです。またチューリップやノビルのように鱗茎の分球で盛んに増えることはなく、繁殖はほぼ種子からの実生によっています。種子から開花までは7年以上かかるといわれます。
「片栗粉」は、かつてはこの鱗茎から採られていましたが、現在ではもっぱらジャガイモのデンプンが使われています。
【分布】北海道から九州

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