公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ソシンロウバイ

(ロウバイ科)

有毒植物

 

撮影日 2022-01-05

植物のある場所 民間薬原料植物区ほか

ロウバイのうち、内側の花弁まですべて黄色の品種です。満開時には樹全体が明るい黄色に染まるため、各地に植えられ親しまれている「蝋梅」の大半がこのソシンロウバイ(素心蝋梅)です。
年が明けて、当園のソシンロウバイも見頃となり、初春らしい香りを漂わせています。
なお、ロウバイ、ソシンロウバイとも有毒で、とくに種子には要注意です。有毒成分カリカンチンは神経毒でヒトおよび動物に強直性痙攣などを起こすことが知られており、放牧中にソシンロウバイの種子を採食した家畜の中毒事故が近年も発生しています。
【原産地】中国
【有毒部位】全株、とくに種子
【有毒成分】アルカロイド(カリカンチン等)

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