公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

メギ

(メギ科)

 

撮影日 2021-12-20

植物のある場所 有用樹木区(民間区そば)

日本の暖地に生育する落葉低木で、東京多摩地域の丘陵・山地の林縁などでも時折みかける植物です。早春に黄色い花を咲かせ、晩秋に赤い果実をつけます。
トゲの密生した高さ1~2mほどのブッシュ状に成長し、コトリトマラズ(小鳥止まらず)という別名もあります。
メギは「目木」であり、目の病気のときなどに枝の煎じ液で洗眼したことに由来する和名です。含まれるベルベリンには抗菌作用が知られています。また健胃・整腸の目的で用いられることもあります。
ベルベリンは黄色を呈色し、苦味のあるアルカロイドの一種で、オウバク(キハダ)・オウレンなど重要生薬の成分として知られますが、その名称はメギ属(Berberis=ベルベリス)に由来します。
前述のとおり、枝には鋭いトゲが密生しているので、観察時は近づきすぎないようご注意ください。
【分布】本州・四国・九州の暖帯~温帯

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