公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

アシタバ

(セリ科)

 

撮影日 2026-10-06 見頃!

植物のある場所 民間薬原料植物区ほか

関東から中部地方付近の太平洋沿岸部に分布する多年草で、日本国内のみの分布、すなわち日本の固有種です。図鑑などではよく「海岸に生える」と書かれますが、実際には波打ち際の砂浜や磯場には生えず、海岸線から若干離れた、海を見下ろす丘や山の斜面に多くみられます。香りある若葉を食用とし、伊豆諸島の名産野菜として知られます。
多年草ではありますが、根生葉の状態で2-3年を過ごしたあと、秋に花茎を立ち上げて開花し、その後結実して次世代を残し、枯れて一生を終えます。セリ科に多い一回結実性とよばれる生活型です。
茎や葉を切ると、蛍光イエローを思わせる黄色い液汁が出るのが特徴的です。この色はフラボノイドのカルコン類の色です。
【用途】利尿や緩下の目的で用いられることがある
【成分】イソクエルシトリン、カルコン類など
【分布】関東南部、東海、紀伊半島、伊豆諸島、小笠原諸島

 アシタバ 一覧  セリ科 一覧 

和名検索        

▲このページの最上部へ