公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

メグスリノキ

(カエデ科 新体系ではムクロジ科)

 

撮影日 2024-12-10

植物のある場所 有用樹木区、ロックガーデン、林地

今年(2024年)の紅葉も全般に遅れていますが、メグスリノキも、ようやく色づきが美しくなりました。
日本特産の落葉高木です。ミツデカエデと並ぶ複葉性のカエデで、大型の三出複葉を特徴とし、朱色からサーモンピンクの紅葉が特徴的な樹種です。
枝は太く大柄で、若枝には毛が密生しています。樹皮や小枝などを煎じた液を民間療法で眼病(現代でいう結膜炎など)に用いていました。また煎じてお茶として飲まれることもあります。
新しいAPG分類体系ではカエデ科がすべてムクロジ科に統合されています。
【利用部分】樹皮・小枝・葉
【用途】民間療法で、眼病(結膜炎など)に煎じて洗眼、冷湿布等で用いる
【成分】アルキルフェノール配糖体など
【分布】本州・四国・九州

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