公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

マンネンロウ

(シソ科)

 

撮影日 2024-12-24 見頃!

植物のある場所 温室前、染料香料植物区

針葉樹に似た香りのある常緑低木で、別名のローズマリーの方が遥かに有名です。
古代エジプトの時代から用いられ、日本には江戸時代の比較的早い時期に渡来していたと考えられます。
葉は線形で光沢があり、密に対生します。花は真夏以外はほぼ常時みられ、冬場、他の花が少ないときにも多くの花をつけて楽しませてくれます。
匍匐性や立性、それらの中間的な樹形のものなど変異に富み、花の色も写真の淡青色のほか、濃青紫色、ピンクなどがあり、染料香料植物区には純白花のものもあります。
本種は長らく Rosmarinus 属とされていますが、近年、アキギリ属 Salvia に含める見解もみられます。
【別名】ローズマリー
【原産地】地中海沿岸
【成分】タンニン、ロスマリン酸、精油(α-ピネン、1,8-シネオール等)ほか

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