公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ムラサキシキブ

(クマツヅラ科 新体系ではシソ科)

 

撮影日 2023-11-13

植物のある場所 林地

平地、丘陵、低山地の林内、林縁に多い落葉低木で、2~5mほどの高さになります。あざやかな果実は小粒ながら、秋の雑木林に彩りを添えます。
なお、ムラサキシキブ(紫式部)の名称で流通・販売されている、果実がたわわに実る株立状の灌木は、コムラサキという別種で、自然では湿地にまれにみられるものです。ムラサキシキブはコムラサキに比べて果実が疎らで、派手さがありませんが、楚々として野趣のある樹木です。
ムラサキシキブ属は、現在用いられるAPG分類体系ではシソ科に含められています。
【分布】北海道南部~九州

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