公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

クズ

(マメ科)

 

撮影日 2026-09-10 見頃!

植物のある場所 漢方薬原料植物区

秋の七草に数えられる、つる性の多年草です。
7月に少し咲いたあと、一度開花が途絶えていましたが、9月に入り、数多く咲き出しました。
花は、しばしば大きな葉に隠れるように咲き、見えにくいことも多いのですが、当園のクズは棚仕立てにしており、裏側から見上げることができますので、棚の下へ入って頂くと、多数の花序をつけていることが分かります。
ぶどうジュース(の人工香料)のような甘い香りをもつため、香りで開花に気づくこともあります。
多数の花を咲かせますが、果実を結ぶものは、ごく一部です。
根は太く、薬用として用いられるほか、デンプン質を葛粉(本葛粉)としても利用します。
【生薬名】カッコン(葛根)、カッカ(葛花)
【薬用部分】根(カッコン)、花(カッカ)
【用途】
  葛根:発汗、解熱、鎮痙(葛根湯)
  葛花:めまい、二日酔い(葛花解醒湯)
【成分】イソフラボン誘導体(プエラリン)等
【原産地】日本、中国、朝鮮半島

新常用和漢薬集「カッコン」

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