公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

歴史・沿革 / 1980-90年代

1981(昭和56)年

会報の題字を津村重舎氏が揮毫

当時、会長就任中の津村重舎氏が「会報」の文字を揮毫。同年1月発行の会報No.225(右写真)より、この題字を表紙に掲げており、現在に至るまで連綿と用いている。

 

1983(昭和58)年

10月 創立30周年講演会祝賀会開催(東京薬貿協会)

11月 「三十年のあゆみ」制作・配布

 

1985(昭和60)年

11月 第1回 生薬に関する懇談会を開催

日本生薬学会関東支部との共同開催。第1回テーマは【黄連・柴胡】であった。以降は、コロナ禍であった2020(令和2)年を除いて毎年続けられ、2024(令和6)年には第39回を数えている。

 

1988(昭和63)年

8月 くすりの歴史展(その1・くすりの原点を探る)を開催

東京薬事協会との共済事業として、薬貿会館において5日間の会期にて開催された。本展は以降、隔年で、1992(平成2)年の「その3」まで開かれた。

 

1991(平成3)年

3月 東京都と共同でオオバナオケラの試験栽培を全国3箇所で行うことを決定

 

1993(平成5)年

11月 「粉末生薬の内部形態」発行

創立40周年記念として制作・刊行された。各生薬について鏡検像の線画と解説を掲載、主要生薬についてはカラー写真も豊富に掲載し、全160ページ余の書籍となっている(非売品)。

 

1996(平成8)年

9月 鏡検技術研修会

この頃、薬科大学での生薬学の講義・実習・研究においては、すでに化学・分析・薬理が主体となっていたが、生薬取扱時の基本技術ともいえる鏡検技術の継承のため、この分野の第一人者である、東京薬科大学名誉教授の下村 裕子先生を講師にお迎えし、鏡検技術研修会を開くに至った。
前述の「粉末生薬の内部形態」をテキストとし、会場は交通の便を考え、東京薬事協会の入る昭和薬貿ビルの会議室を借用した。
開催回数を重ねるうちに研修生も増え、元東京薬科大学助手の杉山 玲子先生に副講師をお願いした。また1999(平成11)年頃からは修了した研修生も講師や助手として参画し、2002(平成14)年頃まで開催された。

 

1998(平成10)年

10月 「国内産Panax属植物に関する研究」の報告書発刊

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