公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

季節の花(東京都薬用植物園)

ウメモドキ

(モチノキ科)

 

撮影日 2020-05-28

植物のある場所 林地

山間部の湿地などに生育する、雌雄異株の落葉低木です。写真は雌株です。
雌株は秋に赤い果実をつけ、庭木や実もの花材として利用されています。
クロガネモチやタラヨウなど常緑性のモチノキ科に比べると質の薄い葉をつけます。和名はこの葉がウメの葉にやや似ているところに由来しますが、バラ科のウメとは類縁関係の薄い樹木です。
なお、名前が似ていて同様に秋の実もの花材として知られるツルウメモドキはニシキギ科で、また異なるグループの植物です。
【分布】本州・四国・九州

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