新常用和漢薬集
名称 |
ケイシ
(桂枝)
日本薬局方外生薬規格2018 収載
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英名 | Cinnamon Twig | 生薬ラテン名 | CINNAMOMI RAMULUS |
![]() 生薬名:ケイシ |
(写真準備中) 植物名:ケイ |
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基原 | Cinnamomum cassia Blume (Lauraceae クスノキ科)の小枝。 | ||
調製 | 径1.5cm未満の小枝を切り取り、乾燥する。 | ||
産地 | 中国 | ||
性状 |
円柱形を呈し、長さ15~100cm、径0.3~1.5cmで、ときに分枝する。外面は暗赤褐色~紫褐色を呈し、葉柄の跡、芽の跡及び縦の稜線がある。質は堅くてもろく、折りやすい。横切片をルーペ視するとき、木部は通例、円形~楕円形で、淡黄白色~褐色を呈する。 特異な芳香があり、味は甘く、僅かに辛い。 |
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成分 | ケイヒを参照 | ||
選品 | ケイヒを参照 | ||
適応 | ケイヒを参照 | ||
漢方 処方例 |
ケイヒを参照 | ||
貯法 | 密閉容器 | ||
備考 |
漢方でいう「桂枝」は、一般に「桂皮」が用いられる。 現在市販の桂枝は桂の枝そのものを輪切りにしたものが出回っている。昭和20年代初期くらいまでは材部を去って皮部のみを使用していた模様。幹皮に比べると味は極に淡いが、辛みと香気は鼻につき過ぎず、素晴らしかったとのこと。 |
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情報更新日 2020/05/14 |