公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

新常用和漢薬集

名称
キササゲ (木大角豆)
第十七改正日本薬局方 収載
英名 Catalpa Fruit 生薬ラテン名 CATALIPAE FRUCTUS
キササゲ
生薬名:キササゲ
キササゲ
植物名:キササゲ
基原 キササゲCatalpa ovata G.Don又はCatalpa bungei C. A. Meyer (Bignoniaceae ノウゼンカズラ科)の果実である。
調製 秋さや果が熟して緑色からなかば褐色に変わるころ採取し乾燥する。
産地 中国、日本(岩手県)
性状 細長い棒状を呈し、長さ30 ~ 40 cm、径約0.5 cmである。外面は暗褐色で、内部には多数の種子がある。種子は扁平又はやや半管状を呈し、長さ約3 cm、幅約0.3 cm、灰褐色で、その両端は毛状を呈し、毛状部は長さ各約1 cmである。果皮は薄く、折れやすい。
弱いにおいがあり、味は僅かに渋い。
成分 イリドイド配糖体:catalposide、catalpol
フタリド類:catalpalactone
芳香族誘導体:p-hydrpxybenzoic acidsonota
その他:カリウム (灰分の約25%がカリウム塩類とされる)
選品 果柄の混入が少なく(果柄5%以下)、あまり砕けてなく、僅かに種子を現わす程度に先端が割れている物が良い。
適応 利尿作用があり、腎炎・ネフローゼなどのむくみ、黄疸、胃のむかつき、皮膚のかゆみに使用される。
漢方
処方例
漢方処方としては使用しない。

貯法 密閉容器
備考 キササゲの漢字記載は「木大角豆」である。
民間薬として使用される。

情報更新日 2017/03/13

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