公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

新常用和漢薬集

名称
リュウガンニク (竜眼肉)
第十七改正日本薬局方 収載
英名 Longan Aril 生薬ラテン名 LONGAN ARILLUS
リュウガンニク
生薬名:リュウガンニク
リュウガン
植物名:リュウガン
基原 リュウガンEuphoria longana Lamarck(Sapindaceae ムクロジ科) の仮種皮である。
調製 完熟した果実を採取し、果皮と種子を取り除き、仮種皮だけ残し、天日乾燥する。
産地 中国(広東、福建、広西、雲南など)
性状 扁圧された楕円体で、長さ1 ~ 2 cm、幅約 1 cm である。黄赤褐色~黒褐色を呈し、質は柔らかくて粘性である。本品を水に浸して放置するとき、鐘状を呈し、先端は数裂する。
特異なにおいがあり、味は甘い。
成分 精油:α-camphene、α-pineneなど (2 ~ 9 %)
脂肪: myristic acid、myristicin
選品 形が大きく、肉が多いものが良い。
適応 漢方処方用薬:補血・滋養・強壮作用があり、神経衰弱・不眠・健忘などを改善する薬方に配合される。
漢方
処方例

帰脾湯(きひとう)・加味帰脾湯(かみきひとう)
構成生薬のうち、竜眼肉・遠志酸棗仁の組み合わせにより、心身過労が原因の不眠・健忘・驚悸を治す。

安神養血湯・参茸補血丸

貯法 密閉容器
備考 神農本草経の中品に記載されている。

情報更新日 2019/03/16

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