公益社団法人東京生薬協会公益社団法人東京生薬協会

新常用和漢薬集

名称
チョレイ (猪苓)
第十七改正日本薬局方 収載
英名 Polyporus Sclerotium 生薬ラテン名 POLYPORUS
チョレイ
生薬名:チョレイ

チョレイマイタケ
基原 チョレイマイタケPolyporus umbellatus Fries(Polyporaceae サルノコシカケ科)の菌核。
調製 春または秋に菌核を掘りとり、土砂を除き、乾燥する。
産地 中国(雲南、陝西、山西、甘粛など)。
性状 不整の塊状を呈し、通例、長さ5~15 cmである。外面は黒褐色~灰褐色を呈し、多数のくぼみとあらいしわがある。折りやすく、折面はやや柔らかくコルク様で、ほぼ白色~淡褐色を呈し、内部には白色のまだら模様がある。質は軽い。におい及び味がない。
成分 ergosterol誘導体、長鎖脂肪酸など。
選品 内面が白くて軽く、しかも緻密なものがよい。赤黒いものは良くない。
適応 漢方処方用薬:消炎、止渇、利尿作用があり、泌尿器疾患の猪苓湯に配合される。
漢方
処方例

五苓散(ごれいさん)、柴苓湯(さいれいとう)、茵蔯五苓散(いんちんごれいさん)
構成生薬のうち、猪苓、茯苓との組み合わせにより、尿利減少、口渇、浮腫、嘔吐、下痢を改善する。

猪苓湯(ちょれいとう)
構成生薬のうち、猪苓、茯苓、滑石の組み合わせにより血尿、尿利減少、口渇、浮腫を改善する。

分消湯(ぶんしょうとう)、実脾飲(じっぴいん)
構成生薬のうち、猪苓、茯苓、大腹皮(だいふくひ)の組み合わせにより腹水、手足のむくみを治す。

貯法

情報更新日 2017/03/02

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