新常用和漢薬集
| 名称 |
タラコンピ
(タラ根皮)
日本薬局方外生薬規格2022 収載
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| 英名 | Aralia elata Root Bark | 生薬ラテン名 | ARALIAE RADICIS CORTEX |
生薬名:タラコンピ |
植物名:タラノキ |
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| 基原 | タラノキ Aralia elata Seemann(Araliaceae ウコギ科)の根皮 | ||
| 調製 | 3月頃に根を採取し,皮を剥いで,日干しにする. | ||
| 産地 | |||
| 性状 |
管状~半管状の皮片で,厚さ1.0~2.5 mm である.外面は淡褐色で,周皮は細かいりん片状にはがれやすい.内面は淡褐色を呈する.質はもろく,折りやすい. 弱いにおいがあり,味は僅かに収れん性である. |
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| 成分 |
トリテルペン:oleanolic acid サポニン:araloside A(=chikusetsusaponin Ⅳ), B,elatoside A フェノールカルボン酸:protocatechuic acid |
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| 選品 | 春に採集し,十分に乾燥したものが良い. | ||
| 適応 | 民間では,糖尿病・腎臓病・胃潰瘍などに用いる. | ||
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漢方 処方例 |
漢方薬としての使用例はない. | ||
| 貯法 | 密閉容器 | ||
情報更新日 2025/07/21 | |||






