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東京都薬用植物園 ケシの開花状況【2025/05/13現在】

2025.05.13(火) 掲載

東京都薬用植物園のケシ・アサ試験区における、ケシ属各種の開花状況をお知らせしています。
なお、「ケシのパネル展」「外柵開放」は、5月15日(木)までです。

ケシ・アサ試験区の状況(5月13日)

ケシ・アサ試験区の状況(5/13現在)

試験区全体の模様。ソムニフェルム種を中心に、ここ数日が最も花数が多く、見頃のピークとなっています。


ケシ(ソムニフェルム種) *あへん法により栽培禁止

ケシ(ソムニフェルム種・一貫種)

純白大輪の一貫種は、花数が増えています。


ケシ(ソムニフェルム種・園芸種)

園芸種の八重咲きの各色です。見頃となっています。
園芸種と呼ばれる系統であっても、あへん法により栽培禁止です。


ケシ(ソムニフェルム種・ボスニア種)

ボスニア種とよばれる、ソムニフェルム種の晩生の系統が咲き始めました。白色の花弁に、薄紫色の斑紋が入ります。
後方の紫色の花は、園芸種の半八重咲きです。


アツミゲシ(セチゲルム種) *あへん法により栽培禁止

アツミゲシ(セチゲルム種)

開花のピークは過ぎ、小型のさく果が目立ってきました。


ハカマオニゲシ(ブラクテアツム種) *麻薬及び向精神薬取締法により栽培禁止

ハカマオニゲシ(ブラクテアツム種)

開花はピークに達しています。
今回は、花を下から見上げた様子をご紹介します。ハカマオニゲシの花色の特徴として、花弁の深紅色、そして4または6枚ある花弁基部に、黒鉛筆で描いたような筋状の斑紋が入ります。
また、花弁の直下に「ハカマ」の由来である苞葉(ブラクト)が、通常5-7枚ほど着きます。

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