ウコン

 

食欲の落ちる夏はカレー料理で元気を出したいものですね。カレー粉には約20種の香辛料が配合されています。おなじみのカレーの黄色は主にウコンの色素クルクミンによるものです。香辛料としてはターメリックと呼ばれています。熱帯アジア原産のショウガ科の多年草です。夏から秋にかけて、長い柄のある大きな葉の下から、緑白色の苞葉の中に淡黄色の花を咲かせます。正式な医薬品としてはあまり認められていませんが、根茎を古くから沖縄等では肝臓や胃腸に良いと利用されてきたようです。(写真:森下信一、解説:清水虎雄)

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