チョウセンアサガオ(ナス科) |
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学名:Datura metel L.
産地:熱帯アメリカ |
ナス科の1年草で、アトロピンやスコポラミンなどの幻覚作用や麻酔作用のあるアルカロイドを含んでいます。名前の由来はお隣の「朝鮮」とは関係が無く、単に外国からきた朝顔のような形の花と言うことのようです。別に天国から降る幻想的な花から「曼陀羅華(まんだらげ)」、幻覚成分を含むところから「気(き)違い(ちがい)茄子(なすび)」とも呼ばれます。この仲間は、園芸種も多く、立ち上がりが木のように大きく育つ「キダチチョウセンアサガオ」はその花の形から「トランペットフラワー」と呼ばれ、園芸用としてなかなかの人気です。一部は野生化し、どこでも見かけるようになりました。(解説:清水虎雄)
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