学名：Helleborus niger L.
産地：ヨーロッパ原産
成分：ヘレブリン

キンポウゲ科の多年草。クリスマスの頃にバラの花のような美しい花を咲かせるところから名付けられました。ヨーロッパ原産でありますが、最近は改良された園芸種が多く、花期も長くクリスマスに限らず見られるようになりました。根にヘレブリンという強心作用のあるアルカロイドを含んでおり、かってギリシャのヒポクラテスも使ったと言われる薬草ですが、作用の強い有毒植物のため今は使いません。（写真：森下信一、解説：清水虎雄）