パイナップルセージ

 

メキシコ原産の小低木。秋にシソ科特有の筒状をした鮮紅色の細長い花を咲かせます。パイナップルに似た香りがあります。セージの仲間は南ヨーロッパに多く分布し、古代ローマ時代より薬用植物として広く利用されてきました。強い芳香を有することから、現在では魚やお肉料理に良く合う香辛料として多く利用されます。この他薄赤紫の花コモン・セージ、クラリー・セージ、新葉まで赤紫のパープル・セージ、ラベンダーに似た紫色の可愛い花を咲かせるスパニッシュ・セージなど多くの変種があり観賞用としても多く栽培されています。(写真:松本一男、上野公園内の「国立科学博物館」の屋上にあるハーブ園にて。薬用:葉(防腐、駆風、通経)、解説:清水虎雄 )

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