ガンゼキラン    

  偽球茎

ガンゼキラン
岩石蘭
(ラン科)
Phajus flavus
原産地:伊豆諸島、静岡県、紀伊半島、四国、九州、沖縄

平均的開花期: 4月上旬 - 1月上旬

 植栽場所: (1) 温室

性質:多年草

絶滅危惧II類(VU)
霜の降りない暖かい地方の常緑樹林に生育する地生ランです。
開花期は自生地の環境では5月~6月ですが、当園温室では前後する場合があります。
自生地では森林の伐採や、園芸用の盗掘などにより個体数が少なくなり、2012年の環境省レッドリストにおいて、絶滅危惧II類(VU)に指定されています。


漢字では「岩石蘭」と書き、地表部の偽球茎(ぎきゅうけい、バルブともいう)という部分が、ゴツゴツとして岩のようであるということから名づけられたと考えられています。

ラン科の植物    Phajus 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
てのひら薬草園 v40523
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