トチノキ    

  粘る冬芽。落葉が付着

トチノキ
栃の木、橡の木
(トチノキ科)
Aesculus turbinata
原産地:北海道南部~九州

平均的開花期: 4月下旬 - 6月上旬

 植栽場所: (4) 有用樹木区

種子
アク抜きして、食用とする

性質:落葉高木

山地の渓流沿いなどに生育し、樹高は大きなもので30mに達します。冬芽の表面は粘液を分泌し、濡れたような光沢があってネバつくのが特徴で、しばしば落ち葉やゴミなどが付着しています。
葉は対生し、掌状複葉で、小葉は5枚から7枚のことが多いです。
初夏、その年に伸びた枝先に円錐花序を出し、淡黄色~淡紅色の花を咲かせます。
果実は秋に熟し、種子はクリに似た大きさで渋みが強く、アク抜きをして栃餅などに加工し食用とします。

トチノキ科の植物    Aesculus 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
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