フクジュソウ 　  

 

フクジュソウ
福寿草
（キンポウゲ科）
Adonis ramosa
原産地：北海道、 本州、 九州

平均的開花期： 2月上旬 - 3月下旬

性質：多年草

落葉樹林下などに自生します。また観賞用にも栽培されます。
早春に地際で咲く第１花がみごとです。花と同時に、羽状に裂けた葉が展開します。次第に茎が伸び、枝の先に花がつくようになります（花は次第に小さくなります）

正月に咲いている鉢物は促成栽培されたもので、野外では2月頃から開花します。

有毒部分：全草（とくに根）
有毒成分：強心配糖体（シマリン、アドニトキシンなど）
誤って食べると嘔吐、心臓麻痺など。死亡事例もあり。開花前のつぼみの状態はフキノトウにやや似ており、注意が必要です。

キンポウゲ科の植物  　　Adonis 属の植物