ステゴビル    

 

ステゴビル
捨小蒜
(ユリ科)
Caloscordum inutile
原産地:本州中部

平均的開花期: 9月中旬 - 10月上旬

 植栽場所: (13) 林地

性質:多年草

絶滅危惧II類(VU)
本州中部のところどころに散発的、遺存的に分布し、京都府、埼玉県などに比較的大きな群落が確認されています。生育地が限られ、絶滅危惧種となっています。
花茎の高さ10-20cmの小さな植物です。秋に白色もしくは淡紫色の花を数個、散形花序に咲かせます。
葉は線形で、花後に出て、冬を越して初夏に枯れます。


ニラやノビルに似ていますが、属が違い、ネギ・ニラ類の香気はありません。和名は、捨てて利用しない小型の蒜(ネギ類)という意味のようです。

ユリ科の植物    Caloscordum 属の植物

開花期 五十音 科名 植栽場所 HOME
てのひら薬草園 v40523
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